世界最貧国と言われるマラウイ共和国「オナラ禁止」法律|南アフリカ南東部の秘境
■ マラウイ共和国ってどこにあるの?
マラウイ共和国は南アフリカのモザンビーク・タンザニア・ザンビアの3国の真ん中に位置する小さな国。
1964年7月6日にイギリスから独立した、まだ51年目となる若い国である。
公用語は英語である。
首都:リロングウェ
最大の都市:ブランタイヤ
面積総計:118,480km2(98位)
■ 2011/02/17オナラ禁止法が制定される。
何とも世界にはおかしな法律があるもので、おならをしてはいけないんだとか。
そもそも空気汚染禁止を名目にこの法案が発案されたらしいが、マラウイではタイヤやゴムなどの野焼きが多く、これを防ぐために制定されたと言う。
タイヤや木などを燃やさないようにしようと言う動きから、法相が「空気を汚すことの中にオナラも含まれる」と発言したことから法律が出来てしまうなんてチョット考えられないですよね。
■ 経済都市はあるの?
首都・リロングウェ(英語: Lilongwe)は、人口約78万人で、マラウイのほぼ中央に位置し東西・南北の交通の合流点。
6,159 km²の面積を持ち、1,346,360人の人々が暮らしていて、リロングウェ市を囲んで住宅地が広がっている。
ブランタイヤは、マラウイ南部州の県で政治の中心であり、経済の中心となる都市である。
■ マラウィへのアクセスは?
空路の玄関口はリロングウェ
1. 南廻りルート
南アフリカ航空等が週5便就航。
キャセイパシフィック航空、シンガポール航空がヨハネスブルクまで就航している。
2. アジアルート
バンコクよりケニア航空がナイロビ経由で毎日就航。
バンコクよりエチオピア航空がアディスアベバ経由で毎日就航。
3. ブランタイヤへの発着
ヨハネスブルクから週2便就航。
アディスアベバから週3便就航。
■ マラウイ共和国の見所は?
1.リウォンデ国立公園
カバ・ゾウ・水鳥を中心とした多くの野鳥が生息、日本では動物園に行っても中々見れない動物も多い。
ロッジを予約することになるが、敷地近くまで平気で近づいてくるカバや、人を怖がらない草食動物をじっくり観察できます。
2.マラウィ湖
アフリカで3番目の広さ・2番目の深さの湖、国土が狭いマラウイ共和国に大きな湖があるということになる。
マラウィ領の西岸はケープ・マクレア、モンキー・ベイ、ンカタ・ベイ、センガ・ベイ、ンコポラなど、リゾート地が乱立している。
湖でありながらダイビング、シュノーケリング、ウィンド・サーフィン、水上スキーなどウォータースポーツが盛ん。
ダイビングのライセンスが世界で一番安く取得できる。
ダイビング自体もシクリッド(カワスズメ種の淡水魚)を中心に固有種の魚が多く、それを目当てに訪れる観光客も多い。
3.リコマ島
モザンビーク側にあるリコマ島もマラウィ領で、1週間かけて湖を南北に周航している船で訪れるレアな観光客もいる。
※注意、この美しい湖には人間が罹患すると長期にわたり内臓を痛める慢性疾患を発症させる「住血吸虫」が、湖に住む巻貝を中間宿主として生息している。
4.ニイカ公園
北部のニイカ台地の北側に広がる丈の短い草に覆われたサバンナの国立公園で、野生動物が豊富に生息しています。
肉食獣が少ないため馬を使ったサファリが有名。
野生動物も凶暴な動物がいないため徒歩でサファリが可能な場所もある。
公園外の平均標高2,200mの台地上部も独特の景観を持ち、ハイキングやトレッキングを楽しむことが出来ます。
5.ムランジェ山塊
マラウィ最高峰のムランジェ山サピトワ・ピーク3,001mを擁する岩盤剥き出しの堂々とした山塊は、多くの観光客が訪れる場所のひとつ。
巨大な一枚岩は圧巻で訪れる人を楽しませてくれます。
綺麗な滝・杉の森などアフリカのジャングルと言ったイメージにそぐわない素晴らしい景観を楽しめる場所。
一度行ってみるのも良いのでは?