インフルエンザが1日で治る薬が発表|シオノギ製薬|治療薬(S-033188)をH30年に販売予定
インフルエンザが1日で治るなんて、まさに画期的な薬の登場となった。
薬の名は、インフルエンザ治療薬(S-033188)。
この発表はシオノギ製薬が決算説明会で出された情報だった。
■ 従来のインフルエンザ治療薬は?
タミフル・リレンザと言った従来のインフルエンザ治療薬は、細胞の外に出さない効果を持っているが、増殖そのものを静止する効果はなかった。
どういう事かというと、
体の細胞に入ったインフルエンザウイルスは細胞内で増殖を繰り返すが、細胞外に出さないようにする薬であった。
言わば中に閉じ込めておいて症状が緩和することを待っていると言う感じ。
例えは悪いが、ある建物に立てこもった凶悪犯、警察は周りを取り囲んで動きを封じるって感じかな。
じれてお腹がすいた犯人は、降参するってな訳だ。
■ 新薬の画期的なメカニズムとは?
新薬は先ほど細胞内に入ったウイルスを、その細胞内に杯って増殖させない働きがあるとのこと。
これも先ほどの例に例えると、ある建物に立てこもった凶悪犯、警察は突入し犯人の身柄を確保した。
ハイ、これで事件解決ってな訳だ。
■ 販売されることになったら?
現状では、ひとたびインフルエンザにかかってしまうと、学校・会社を4~5日は休まなくてはならない。
この新薬を使用することで1日で回復することが可能であるとされている。
■ 受験生と社会人(受験生以外の学生)
前述のとおりこの新薬は受験生にとっては喉から手が出るくらい持っておきたい一品となる。
受験のシーズンはインフルエンザのシーズンと重なる、受験前の勉強に影響が出ないようにすることも大事。
また、受験当日にインフルエンザなんて言ったら最悪であろう。
しかしこの新薬はそんな不安を一掃してくれる事となる。
面白くないのが受験生以外の学生と社会人だ。
インフルエンザは現存の薬で症状は改善できたが、数日間は安静にする必要があった為、体は元気でのんびり過ごすことができた。
しかしこの新薬が発売されるとそんなことが出来なくなるのだ。
発売予定はH30年とされている。
■ 厚生労働省は?
当然国民の健康を管理する立場の厚生労働省は、この新薬に多大なる期待をしている。
その為、承認まで1年ほど掛かる審査を半年ほどに短縮して行う「先駆け審査指定制度」の対象品目としている。
どちらにしても画期的な薬が世の中に出回ることが間近に来ている。
私もこの新薬には期待している、皆さんもそうなのではないでしょうか?
発売されることを待ちましょう。