本郷理華SP6位発進|ソチ五輪金ソトニコワはGP復帰戦4位|GPシリーズロシア大会
20日フィギュアスケートのグランプリシリーズ第5戦、ロステレコム杯(モスクワ)が開幕した。
■ どうした本郷理華?
女子ショートプログラムの本郷理華(19歳:邦和スポーツランド)は、ファイナル出場を掛けて昨年優勝した縁起のよいリンクに立った。
しかし、ジャンプの回転不足により得点が伸びず63.45点で6位にとどまった。
昨日の練習では転倒を繰り返していたが、練習終了後のインタビューには「しっかり気をつければ大丈夫」と語っていた。
しかし、6位と言うのはチョット痛い。
と言うのも、グランプリシリーズは2戦しか出場できない、1戦目は2位で13点を稼いでいるが、今回は3位までに入らないとファイナル出場は難しくなると考えていい。
他の選手との兼ね合いもあるので4位でも可能性は無いわけではないが、厳しいと思う。
明日のフリースタイルでは、何とか前回見せてくれた渾身の演技で表彰台に上ってほしい。
そうすれば2年連続ファイナル出場が可能になる。
浅田真央と二人がファイナル出場となれば、日本のファンにはたまらないファイナルとなる。
■ ショートプログラムの得点表と総評
永井優香(16歳:東京・駒場学園高)は53.19点で9位、初戦の第2戦スケートカナダでは渾身の演技で3位に入り表彰台に上っていただけにチョット残念な結果となった。
永井優香は、
「思い切り滑ろうと思っていたが、ジャンプの直前に硬くなってしまったのが心残り、失敗したことで改善するところが見えたので、フリーでは挽回できるように頑張りたい」
加藤利緒菜(17歳:大阪・長尾谷高)は59.26点で10位と硬くなったのか本来の力が出せなかった、とは言ってもまだ高校生、国際大会の経験をつんだと思えば良い、明日は思い切った演技をしてほしい。
加藤利緒菜は、
「もうちょっとできると思ったんですが…すごく緊張してしまって、力が入ってしまいコンビネーションができなかったのが悔しい。フリーは順位とかは関係なく、自分でできることをやりたい」
本郷理華は、
「大きなミスはなかったけど、回転不足とかあって少し悔しいです」
演技後は笑顔がありましたが?
「緊張した中で回転不足とかあったんですけど、大きなミスはなくてほっとしたので」
フリーではどのようなことを?
「楽しんで思い切り表現できるように頑張りたい」
首位にはパーソナルベスト71.79点を出したエレーナ・ラジオノワ(16歳:ロシア)が立った。