佐々岡真司・広島カープが若鯉に教える投球術|上達するコツは経験者から!!
2015/11/18
■ プロフィール
本名:佐々岡真司(ささおかしんじ )
生年月日:1967年8月26日(48歳)
出身地:島根
身長/体重:185cm/90kg
血液型:O型
投打:右投げ右打ち
ドラフト年(順位):1989年(1位)
プロ通算年:19年
経歴:浜田商高-NTT中国
■ 広島・佐々岡コーチ自身が得意としたカーブの極意
2015年から広島の2軍投手コーチを佐々岡真司氏(元エース)が務める。
現役時代の佐々岡コーチの代名詞と言えば、縦に大きく割れるカーブだった。
スピードボールを捨てることで成し遂げた偉業の数々、それは緩急を使うことの重要性だった。
通算138勝106セーブ。
江夏豊氏以来、史上2人目の先発100勝100セーブという偉大な記録は、このカーブによって生まれた。
現在は若鯉たちにコーチとして伝授している。
佐々岡は言う「スピードボールが注目されているが、スピードボールだけで大成したピッチャーはいない」
その通りだと思う、日本ハムファイターズの大谷翔平投手はメジャーにも注目される大投手だが、彼の160kmのストレートは破壊力抜群である。
しかしストレートだけなら怖くないとプロの選手は言う。
大谷翔平投手の球種・球速は以下の通り
ストレート:162km
フォーク:151km
スライダー:148km
カットボール:147km
チェンジアップ:128km
カーブ:125km
なんと37kmのスピード差がある、プロであってもこんな風に投げ分けられたら中々打てない。
佐々岡投手の得意な球種は、プロに入ってから覚えた縦に鋭く落ちたカーブだった。
佐々岡投手は「投げるときのイメージは直球の反対なんです」という。
現在の広島カープのエース前田健太も「それはずっと思っていた」と同じイメージを持っている。
150kmを超える投手が増え、投打共に日本プロ球界もレベルアップしている。
打者を抑えるためには「やはり緩急を使ってタイミングを外すことが重要」と佐々岡コーチは言う。
変化球の主流もカットボール、ツーシームなど直球系。
球速が遅いカーブは、タイミングを外すには何より有効な球種の1つになる。
「カーブを覚えることは簡単ではないが、少しずつでも投げられるようになってくれればいい」。
プロ18年を戦い抜いた武器が、若鯉の飛躍のカギになる。
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佐々岡流ピッチングの極意 ~体感速度をアップさせるフォーム作り~ [SS0001]
■ 佐々岡真司コーチの現役時代の主なタイトル
最多勝利:1回 (1991年)
最優秀防御率:1回 (1991年)
表彰[編集]
ベストナイン:1回 (1991年)
最優秀投手:1回 (1991年)
MVP:1回 (1991年)
沢村賞:1回 (1991年)
セ・リーグ会長特別賞:1回 (1990年)
オールスター優秀選手賞:1回 (1996年第3戦)
月間MVP:6回 (1990年9月、1991年5月、1991年9月、1996年6月、1999年5月、2000年4月)
最優秀JCB・MEP賞:1回 (1991年)
優秀JCB・MEP賞:2回 (1990年、1999年)
特別功労賞:(2007年)
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