第84回全日本フィギュア・羽生結弦の結果は?注目の15歳山本草太は?世界選手権出場枠は誰の手に?
フィギュアスケートの全日本選手権が25日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕となった。
今年は特別注目される年となっている。
目次
■ 男子シングルスの結果は?
■ 羽生結弦のっショートプログラムは?
■ 男子シングルスの結果は?
表の赤字は注目選手に挙げた8選手。
佐藤洸彬(さとう ひろあき): 1995年12月6日 (20歳)はちょっと残念な結果となったが。
当方が注目している弱冠15歳の山本草太(やまもと そうた): 2000年1月10日が、11位・62.92点と健闘しているのがうれしい。
山本草太は、全日本ジュニアで初優勝し、ジュニアグランプリファイナル3位と2年連続でメダルを獲得している。
未来のグランプリファイナル出場者として注目しているだけに、明日のフリーでも思い切った演技でさらに上位を目指してほしい。
◇ 山本草太のコメント
「ここまでいい練習ができていたし何の緊張もなかったのですが、その練習と同じことができなかったというのがすごく悔しいです」
「まだフリーもあるので、また練習と同じことができればいいなと思います」
「とにかくここ最近トリプルアクセルと4回転を皆さんの前で見せられていないので、いい加減決めたいです(笑)」
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■ 羽生結弦のっショートプログラムは?
羽生結弦(ANA)が102.63点で1位だった。
羽生結弦はイーグルから入る4回転サルコウは転倒となってしまったが、続く4回転トウループ-トリプルトウループ、後半のトリプルアクセルはきれいに着氷させた。
グランプリシリーズではほぼ完ぺきな演技を見せていた羽生結弦であったが。
外国選手のいない全日本選手権とあって、少し和んだ雰囲気で臨んでいたようにさえも感じられた。
いいように作用すれば、さらなる世界最高得点も望める環境であったにもかかわらず、転倒してしまったのでは致し方ない。
しかし転倒があったうえで100点を超える得点を挙げることはお見事と言うほかない。
日曜日のフリーの演技では、グランプリシリーズファイナルで見せた、究極の演技を日本のファンの前で見せてほしい。
絶対王者羽生結弦に死角はなく、大会4連覇は見えてきた。
■ 男子シングルスの総評
上位選手は、グランプリシリーズに参戦した実力選手が占めている。
2位は宇野昌磨(中京大中京高)3位は無良崇人(HIROTA)と現在の勢力図がそのまま結果に出たといった感が強い。
羽生結弦は別格として、2016年3月に行われる世界選手権(米国・ボストン)の代表選考会を兼ねた今大会は、代表枠を獲得するために争っていることも注目の一因となっている。
代表枠は2つしかなく、羽生結弦が1つをとることはほぼ間違いない、となると上位の宇野昌磨・無良崇人・村上大介当たりまでがあと1つをめぐる戦いとなるであろう。
26日のフリーが楽しみだ。
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