男子セブンズ・HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2015-2016第1戦:ドバイ大会・第2日試合結果
■ HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2015-2016第1戦:ドバイ大会・第2日試合結果
12月5日(土)昨日のプール戦の結果を受けて、決勝トーナメントが行われた。
日本代表(男子セブンズ)はプール戦の結果から、世界のトップクラスの力の差を見せ付けられた結果となった。
しかし、先日行われたワールドカップイングランド大会の日本代表の活躍と同じく、トップクラスに近づいている印象を受ける大会でもあった。
下記の結果を見ていただければ分かるように、大敗した試合はない。
HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2015-2016は、まだ9戦残っている、世界のトップチームに追いつき、決勝トーナメントで上位進出する姿を見せてほしい。
HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ2015-2016開催地はこちらを参照
■ 12月4日(金)のプールA(予選)の試合結果は?
男子セブンズ 19 – 31 アルゼンチン
男子セブンズ 17 – 21 フィジー
男子セブンズ 21 – 7 カナダ
出だしの2戦に連敗しカナダには勝ったもののボウル戦への出場となった。
プール分け・決勝トーナメントの詳しい内容はこちら⇒大会のポイントと流れを参照
■ ボウル準々決勝 12月5日(土)9:30キックオフ(日本時間:-5時間)
男子セブンズ 12 – 17 ケニア( 前半 0 – 12:後半 12 – 0:延長 0-5 )
出場メンバー
トゥキリ・ロテダウラアコ
ジョセファ・リリダム ⇒ 後半4分:宇薄岳央
後藤駿弥 ⇒ 後半4分:アマナキ・ロトアヘア
大島佐利
坂井克行 ⇒ 後半2分:ジェイミー・ヘンリー
豊島翔平
副島亀里 ⇒ 後半7分:小澤 大
この試合に負けた男子セブンズはシールド戦(13位~16位決定戦)に進むこととなった。
■ シールド準決勝 12月5日(土)13:38キックオフ
男子セブンズ 21 – 19 ロシア( 前半 7 – 12:後半 14 – 7 )
出場メンバー
トゥキリ・ロテダウラアコ
後藤駿弥
坂井克行 ⇒ 後半3分:ジェイミー・ヘンリー
吉田大樹 ⇒ 後半2分:大島 佐利
豊島翔平
副島亀里
宇薄岳央
■シールド決勝 12月5日(土) 17:57キックオフ<日本時間: 12月5日(土)22:57キックオフ>
男子セブンズ 17 – 19 カナダ( 前半 7 – 12:後半 10 – 7 )
出場メンバー
トゥキリ・ロテダウラアコ8
後藤 駿弥 ⇒ 後半6分 10.副島
坂井 克行
豊島 翔平
副島 亀里 ⇒ 後半1分:大島佐利
小澤大 ⇒ 後半4分:吉田大樹
宇薄岳央 ⇒ 後半1分:ジェイミー・ヘンリー
シールで戦決勝で敗れたことで、14位という女子サクラセブンズ同様厳しい結果となった。
■ 男子セブンズ日本代表「HSBCワールドラグビ:ドバイ大会」試合後コメント
■ 瀬川智広ヘッドコーチ
「オリンピックを目指すチームが集まる世界トップレベルの大会で日本代表としてプレーすることができて、自分たちの現状が明らかになった。今の日本の現状と世界トップとの差がより明確になり、非常に意義のある大会だった。
具体的には、大事なところでボールが動かなくなることと、試合の入り方。この2つに尽きる。
セブンズはクロスゲームが多いが、ゲームのあやとなる序盤の失点を簡単にしてしまう試合が多かった。
我々の生命線であるボールを動かし続かし続けるという部分でも、接点を持ったところで、ボールを動かせなくなるのは大きな課題。
後半、ある程度動けるようになったことやディフェンスが大崩れしなくなったことは、昨シーズン、セブンズワールドシリーズに参加し、今年、アジア予選に向けた強化をしてきて成長した部分だろう」
■ 坂井克行ツアーキャプテン
「今回の大会は、一戦一戦が接戦だったが最後の最後で勝ち切ることができず、その点が現状の世界との差だということを強く感じた。今後、オリンピックに向けて個のレベルアップが必須条件になると思う。個のレベルを高め、日本の最大の強みである組織力で勝っていきたい」