浅田真央・宮原知子は?グランプリファイナル全出場選手得点表|大胆予想は?
2015/12/10
いよいよ12月11日(金)夜8時男子グランプリファイナルショートプログラム
12月11日(土)夜7時:女子ショートプログラム
12月13日(日)夜7時:男女フリープログラム
が開催される。
■ 第1戦~第6戦までの全ての大会の得点を確認してみよう。
ファイナル出場選手と補欠選手。
ファイナル出場選手は、各2戦の得点詳細を以下に示す。
女子のファイナル進出は混戦であったことが分かる。
6位のアシュリー・ワグナー以外は5人とも2戦で表彰台に立っている。
グランプリシリーズに参加したほかの全選手の得点は以下のとおり。
■ ファイナル優勝を勝ちとるのは誰だ?
まず、各2戦の成績から見ていこう。
■ 注目すべきはエフゲニア・メドベデワとエレーナ・ラジオノワの16歳コンビ。
エフゲニア・メドベデワは、2戦目のロシア大会・同じロシアのエレーナ・ラジオノワが圧巻の演技で優勝を果たしているので1位タイとなっているが、2戦とも200点を超える安定した演技が出来ている。
次に続くのは、そのエレーナ・ラジオノワといって過言はないだろう。
若干16歳の彼女達は只今進歩中で、試合を重ねるほど演技が向上している。
5度目のファイナル優勝を掛ける浅田真央さんにとって脅威のロシア勢となるのは間違いない。
■ 4年連続表彰台を狙うアシュリー・ワグナー
24歳となったアシュリー・ワグナーはNHK杯でまさかの表彰台を逸しているが、3年連続でファイナルの表彰台に立っている。
安定感のある演技をする一方、攻撃的な面が薄い彼女はこのメンバーの中では表彰台圏内一杯という見方が妥当かもしれない。
■ もう1人のアメリカ人は?
グレイシー・ゴールドのフランス大会:フリープログラムはテロ事件で中止となったため表記はないが、この時のショートプログラムは73.32点とグランプリシリーズ全6戦中トップの得点で、今シリーズの好調さが伺える。
ソチ五輪で団体銅メダルの経験があり、大舞台も経験あることが強みだ。
■ 日本勢は?
エースの浅田真央さんは、新しいプログラムに挑戦中で、NHK杯でもミスが目立った、ファイナルまで2週間の期間があるが、この間に修正できるかが鍵となる。
6選手全てが自己ベスト200点以上という激戦となったファイナルは一寸たりとも見逃せないハイレベルな演技が見られるであろう。
一方まだ高校生の宮原知子さんは、2015年:世界選手権銀メダル、2014・2015年:四大陸選手権2位、2014年:全日本選手権優勝、2014年:GP日本大会/カナダ大会3位と国際大会も経験済み。
初めてのファイナルで実力以上の演技が出来るか?
■ 混戦を制するのは誰か?独断と偏見の順位予想。
画像
実力が伯仲しているだけに少しのミスが命取りになる、ロシア勢の2人は若さが出る可能性があるので、優勝は困難と見る。
ここうなると実績から浅田真央とグレイシー・ゴールドの一騎打ちと考えることが出来る、正直浅田真央さんは1年のブランクが演技のミスにつながっているのだが、期待をこめてあえて優勝とさせていただこう。
2位がグレイシー・ゴールドが実力発揮、可愛い彼女は見ているだけでも癒される。
3位に宮原知子は持ち前の堅実な演技で得点を獲得し同じ年代のロシア勢を抑えての表彰台獲得。
4位となるのがエレーナ・ラジオノワ、ミスを犯しながらも懇親の演技を見せる。
5位にエフゲニア・メドベデワさすがにロシア勢の層は厚いと感じさせる。
アシュリー・ワグナーは年齢もあり、4年連続のファイナル表彰台を逸する。
とまあこんな具合に予想してみた。
※正直、女子は(私及び日本人の希望が多分に入っている)本来はロシア勢強しと見るのが妥当か?